魚の美味しさとは、まず赤身を帯びた色つやの美しさ、脂の乗り具合、歯応え、イノシン酸、アミノ酸などの旨味成分などによります。マグロはこれらの条件を全て兼ね備えており、味の点から見ても魚の頂点に立つと言っても過言ではないでしょう。反面、マグロは大変デリケートで難しい食材でもあります。
最近では養殖の技術も発達してきて以前から比べるとかなり品質もよくなり、値段もある程度安定してきています。
しかしながら、元来マグロは回遊魚です。大海原を回遊し、魚介類を食べている天然のマグロに並ぶべきものはないと、私どもは考えております。まさしく天然のマグロは、美味の中の美味と言えるでしょう。
そんな奥の深さに魅力を感じ４０年近い年月経験を重ね、天然のマグロにこだわり、マグロの良し悪しを見抜く力を養い、少しでもお客様に喜んでいただけるよう努力して参りました。
現在、温暖化の影響などといった、マグロを取り巻く環境の変化から漁獲量も制限され、良質な品物が少なくなっていますが、本当の味を皆様にもっともっと知って頂ける様にこれからも努力し、販売して参ります。
